ログイン不要・登録不要で使える同人イベント準備ツール【個人情報も不要】
2026.03.14
世界はログインで溢れている
新しいアプリやWebサービスを使おうとすると、まずメールアドレスの登録を求められる。パスワードを考えて、確認メールを待って、リンクを踏んで、プロフィールを埋めて——ようやくスタートライン。
仕方のないことだとは思う。でも、二度と使わないかもしれないツールでも同じ手順を踏まないといけない。X認証やGoogle認証で省略できるとはいえ、「このアプリにアカウント情報を渡していいのか?」と一瞬考える。その一瞬がもう面倒くさい。
ましてや急いでいる時。原稿を書き終えてHPが赤ゲージの時。イベント前日の深夜に「あ、値札作ってない」と気づいた時。
そんな状態で「まずアカウントを作成してください」は、正直キツい。
だからこのサイトにログインはない
同人かけこみ堂のツールは、すべてログイン不要・会員登録不要で使える。サイトを開いたら、その瞬間からもう使える。メールアドレスもパスワードも聞かない。
本当のことを言えば、会員登録制にした方がいろいろできる。過去に作ったお品書きの再呼び出しとか、SNSへの自動投稿とか、ツール間のデータ連携ももっと柔軟にやれる。
でも、それ以上に私自身が会員登録というものを嫌っている。
脱稿直後のHP3の状態で、アカウント作成フォームなんか見たら画面を閉じる。間違いなく閉じる。自分が閉じるものを他人に強いるわけにはいかない。
最低限のデータ連携は、ブラウザのローカルストレージ(端末内にだけ保存される仕組み)で実現した。お品書きメーカーで入力したデータをそのまま値札メーカーや名札メーカーに引き継げる。サーバーにデータを送る必要はない。
個人情報は一切取らない
ログインがないということは、そもそも個人情報を預かる必要がない。
同人かけこみ堂では、メールアドレスも名前も住所も、一切収集しない設計にした。画像のアップロードも端末内で処理が完結していて、サーバーには送信されない。作ったお品書きも値札も名札も、運営側からは見えない。
プライバシーを守るための高い志でこうした——と言いたいところだが、正直に言おう。個人情報を預かると、その保護と管理がとんでもなく大変だからだ。漏洩リスクの対策、暗号化、セキュリティ監査……。そういうのを全部やらなくて済む設計が、作る側にとっても使う側にとっても幸せだった。
べ、別に管理が面倒だったからってわけじゃないんだからね。……半分くらいはそうだけど。
軽さは正義
ログインを排した副産物として、サイト自体も軽くなった。
認証処理がない。ユーザーデータの読み込みがない。ダッシュボードもない。アクセスしたらすぐ入力欄があって、すぐ作れて、すぐダウンロードできる。装飾も最低限にした。美しさより速さを取った。
HP赤ゲージの人間に必要なのは、華やかなUIではなく「開いたら3秒で使い始められること」だ。
ていうかアカウント作りすぎてiCloudキーチェーンが大変なことになってるの、私だけじゃないですよね?
気軽に使ってみてください。
